3月 13th, 2016
女性の働き方とライフスタイル
かつては結婚することを永久就職という言葉で表現する時代がありました。しかし現代では、結婚や出産後も働きに出る女性は決して少なくありません。その理由として大きいのが、不景気の影響です。結婚後夫の収入だけでは生活が難しいという家庭が増え、子どもを産むために一時的に仕事から離れても、その後あまり期間を置かずに働きに出なければならないケースも多くあります。出産を期に育児休暇に入りその後職場に復帰する場合はよいですが、元々アルバイトや派遣など非正規雇用で働いていた場合は育児休業ではなく退職してしまうことが多く、出産後の再就職が見つからないということも問題となっています。一度仕事を手放してしまうと、子どもを抱えながらの就職活動を余儀なくされ、ますますハードルが高くなってしまうのです。
こうした問題を回避するためにも、家事育児で一度仕事を手放さざるを得ない女性にこそ、手に職をつけることが大切だと考えられます。資格や技能を持っていることは、育児がひと段落した後の社会復帰時に大きな助けとなってくれます。女性が社会に出続ける時代になった今だからこそ、生涯を通して経済的に困らないだけの収入を得られるパイプ作りは重要とされるのではないでしょうか。そうでなければ、結婚や子どもを産むという選択をあきらめる人も増えてくるかもしれません。こうした少子化や晩婚化などの問題も同時にあるため、社会全体で長期的な働き方を考えることが求められています。女性が手に職をつける為に・・・http://skillswomen.com